スコア:72(DLC)
※本編:88

追加された4つのシナリオを通してもう一度楽しめるオリジンズ。DLCには物語の分岐を入れず、収集要素をシンプルにしたことから本編をやり込んだプレイヤーより新規プレイヤーに向けて設計したデザインかと思います。
システム面では鍛錬場であらゆる武器の扱いを試され、強敵とも戦うことができます。ただ軍略パートについては不要だったように思います。軍略で手に入る秘策も戦法と違いが感じられず新要素としてのインパクトは与えられていなかった。
キャラクターは相変わらず主人公のカッコよさと貂蝉・朱和も美麗で追加された武器との親和性も高い。それだけに貂蝉・朱和の衣装の追加があったらDLC感がより出たかなと思います。

| 戦闘 | 87 | 新シナリオでもう一度遊べる |
|---|---|---|
| ストーリー | 79 | 分岐のない物語 |
| 新要素 | 63 | 鍛錬場はまずまず。軍略は要らない |
| システム | 44 | 新規ユーザー向け、謎の難易度システム |
| キャラクター | 85 | 貂蝉と朱和の新衣装が必要。キャラは〇 |
| スコア | 72 | 続編にすべきと言いましたよね? |


本編部分の私のレビューは以下です。難易度のバランスと無双が本来持つ一騎当千のアクションを蘇らせた
| 戦闘 | 95 | アクション性も高いが、無双感も失われていない |
|---|---|---|
| ストーリー | 85 | 黄巾~赤壁まで。DLC後出しなら評価は下がる |
| グラフィック | 87 | PS5としては標準以上 |
| システム | 92 | ライトに振り切っていた無双シリーズを以前の状態に戻してくれた |
| キャラクター | 80 | もうちょっとみたいキャラがいたかな? |
| 総合評価 | 88 | 2025年が無双復活元年となる |

ビジネス的な難しさ
ゲーム開発で100構想した分の80を先に本編として発売し、残りの20をDLCとして後から価格を乗せて販売すると、ゲーム全体の整合性が取れますが、本編が売れなかった場合のリスクは被る必要があります。
一方本作の場合は、100の本編に対して20を後からくっつけているので難易度や目録などの取得難度のバランスがキャパオーバーとなり、本編とDLCで統一性のなさが顕著に出てしまいました。
オリジンズを発売する前の無双シリーズの状態は決して良いものではなかっただけに、思わぬヒットに急場で作った感が出ています。
本編レビューで過去に記した通り、DLCではなく出すなら続編にした方が難易度のバランスは崩れなかったように思います。

DLCで気になる箇所
①軍略は要らない
ターン制バトルのような形で簡易な戦闘で進んでいくシミュレーションを取り入れた新要素。これをシリーズ初の新要素として宣伝していましたが、世間的には好評なのかな?秘策に関しても戦法との細かな違いはあるものの、目新しさは感じず個人的には不要に感じました
軍略パートの戦闘を、自身の強化の状態を反映した2D横スクロールアクションにしたり、無双アビスをそのまま入れ込むくらいダイナミックな発想が求められます

②DLCの始まるタイミング
これは非常に難しい判断の設計。公式には2章(序盤)以降自室でDLCが開始できると表記してある通り、新規プレイヤーが比較的早い段階でDLCも遊べるようになっています。本編クリア後に遊べるようにしてしまうと買い控えが起こるので、セールスを重視しSwitchユーザー向けに開発したDLCと言えます。
一方で本編をやり込んだプレイヤーから見ると、本編で育成したキャラクターを試せる歯ごたえのあるコンテンツを期待します。ただ今回のDLCでは本編にあった呂布や下邳の関羽といったヒリヒリとした難易度の中にも、ひょっとしたら倒せるかもという絶妙な難易度の要素がなかった点でやや辛めの評価にしています。
鍛錬場の最終試練「真・夢幻激闘」や「武器練武」を難易度無双縛りにするだけでも一味違ったと思います

③謎の難易度システム
DLCを新規プレイヤーも早い段階で到達可能にしたことで、DLC内の難易度に設定で自ら決める難易度とは別に、レベルに応じた調整システムを採用しています。これにより幅広いレベル帯のプレイヤーが楽しめる作りにしている一方で、本来持つ絶妙な難易度設計が崩れ、同一ゲーム内で「本編は設定で難易度を決め」、「DLCは設定とレベルにより難易度が決定される」という、ちぐはぐな状況を生んでしまったのは個人的には最大の過ちと思っています。
どのゲームでも難易度の緩和や救済はよくある話ですが、本作「真・三國無双ORIGINS」の本編の難易度設計が完ぺきだったため、そこをいじった影響は大きいように思います。続編にしておけばこのような事は起こらなかったのかなと思います。

④分岐のない物語
DLCで張角・董卓・袁紹・呂布の4つのシナリオが追加されました。本編では語られなかった部分を描いており、DLCならではでストーリー重視派にはうれしい要素。ストーリーそのものの描き方もよかったと思います。
そもそもIFシナリオに分岐というIFを加えるのはどうかという視点はありますが、本編に倣うなら分岐は入れるべき。本編では分岐によるイベントを想像し、隠された台詞や絆を探す楽しみがありました。なぜかDLCでは本編にあったような複雑な分岐は一切なく、ただ与えられた物語を粛々と進めていくゲーム性の少なさは気になりました。

総評
真・三國無双ORIGINSの楽しみ方として
- ストーリーを楽しむ
- アクションを楽しむ
- キャラクターを楽しむ
私はアクション性とゲーム性(システム面・快適性)とキャラクターを重視するプレイヤーなのでこのような評価となりました。ストーリー重視やSwitch2(新規)プレイヤーの人はどうゆう評価になりましたでしょうか?
オリジンズは足がかりに過ぎず、今後のシリーズ展開にも期待しています。あくまで私の本命は9であり無双の復活です。



次の展開
真・三國無双2猛将伝リマスター

で…伝令ー!

伝令「3月19日に発売を予定していました「真・三國無双2猛将伝リマスター」の発売が延期されました!」

| 旧 | 2026年3月19日 |
|---|---|
| 新 | 2026年予定 |

未来予想図

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