新機能「Bits」
PS5用編集アプリShare Factory Studioの最新アップデートが2022年6月16日に配信されました。以下は公式の説明です
要約すると、3秒~1分の短い時間の動画をあらかじめ用意された「Bits」(ひな型・定型・フレームのようなもの)で編集し、PSAppなどで「こんなスーパープレイできたよー」みたいな感じのショートムービーをシェア出来る機能。
従来の編集機能も使えますので、用途に合わせて使い分ける感じなのかと思います。また、Bitsで短いものを作ってそれを従来の編集機能で繫ぎ合わせる応用も出来そうですね。
また余談ではありますが、従来のテキスト挿入時にデフォルトで2列追加されています。この2列目のテキスト効果が背景に関わらずとても文字がくっきり見やすいのでこちらのアップデートもうれしいですね
Bits機能説明
画像縦軸のホット・フレッシュ・クラシック・クイックから用途に合わせて1つ選びます。画像のメラメラ炎のBitsなら、闘志を燃やした感じの演出に使えるような感じでしょうか。基本的には15秒のサイズになります
2分の動画を用意したら、その内の15秒を抽出し編集していきます。ここで大きく問題なのが(今後修正が来る可能性のある問題だと思っています)、15秒未満の動画はそもそも選べないこと。これはトロフィーの15秒動画のほとんどが内部的に14.9秒くらいなので、「プラチナとったぞー!」みたいなショートムービー向きの動画が編集できない点は注意が必要です(ものによっては15秒以上のものもありますが、筆者の場合ほとんが15秒未満でした)。
後はいつものように編集していくのですが、Bitsエディタの場合、従来の編集の仕方と少しやり方が違うので最初は慣れる必要があると思います。普段から使ってる身でもそこそこやりにくかったです。
従来はテキスト入れなどメニューを開いて挿入していましたが、Bitsエディタは下に帯でメニューが出ている状態。ステッカーを挿入する場合、まずステッカーを選び、次に種類(従来の下にスクロールするものよりこれはやり易い)からステッカーを選んでいきます
アイコン系なら下画像など
ポインターは矢印、この辺は使い方は同じですね。
効果音やBGMも色々増えていましたが、サンプル音源がまぁ海外って感じです。この辺は色々お試しください。
これは良さそうだなと思ったのは、図形・手書きができるようになった点。カラーやペン先・太さなどを縦軸や帯から選んで自由に書けます。編集に慣れが必要ですが、この要素はなかなか良いのではないでしょうか。
また、下の段のリセットというのが便利で、いわゆる戻るボタンです。ミスったかなって時に□ボタンを1つ押す度に1つ戻り、最初まで戻れます。ただし、進むボタンが無いのがお茶目なところ。
動画に図形を挿入してるわけですから、表示時間なども1つ1つ設定し色々できそうですね。手書きはR3スタート、アナログを動かしても書けますが、パット部分でも書くことが出来ます。ただし、ものすごく操作しづらい…
また、パットに2本指で範囲を書くことで、ある程度手書きでも型通りに書くことも可能です。
今後の動向
Bitsの種類は今後定期的に配信されたり、コミュニティでの優秀なものがピックアップされたりするかもしれません。冒頭のホット(人気)・フレッシュ(新着)・クラシック(お約束)のような感じで追加されていくのではないでしょうか
そもそも動画や画像の編集をされたことがない方も、これを機に「Share Factory Studio」を試してみてはいかがでしょうか。PSストアで「シェアファクトリー」と検索すると無料でダウンロードできます。今回のBitsのアップデートはPS5版のみですが、PS4にもShare Factoryがあるので興味がある方は是非。
まずは自分用に動画を作って操作を覚え、やがてYouTubeやTwitterなんかとPSと紐づけるとプレイステーション本体から配信まですべて出来るので私のような素人でも動画の配信が出来ちゃいます。
Share Factory Studio動画例
過去にShare Factory Studioで製作した動画を例として貼っておきます。